たられば記録

過去と未来のタラレバ。ごくたまに更新。

伝え方が100%

 

 

 

先日、私は高校以来の同級生と久々に会うことになり、それまで連絡を取っていました。高校の頃は話したことなくてSNS上の絡み程度しかなかった。ほぼ初対面に等しかったけど、会って話すうちに、そして彼に触れた瞬間にある事に気付いて、その人との関係に失敗しました。

 

 

せっかく親しくなり始めた人だったけれど、会って初日にそうなってしまった事に対して嫌になり、「私も悪いけれど、友達として仲良くしたかった人に会って初日からそういった関係になってしまった」と、自分を被害者に、そして彼を悪者扱いするようなスタンスで色んな友人たちに話してしまった。

当然友人は皆、私の肩を持って慰めようとする。そして彼は最低な男だというレッテルを貼られる。

 

 

 

でも今日気付いた。

これは私の伝え方によって彼が悪者にされたんだ、と。私が彼を悪者にしたのだと。

 

そして今更だけどそういう流れになるのはよくある事だし、彼もそこまで悪気はなかったはず。はたまた、彼が目的がそれだけではない事くらい、本当は気付いていました。そう、相手の気持ちに何となく気付いていた。

 

 

 

 

薄々気付いてたからこそ、関係を断ち切る必要もあった。そして彼に触れた瞬間、私は複雑な気持ちになった。

その人ではなく、別の人の事を想いながら彼の腕の中にうずくまりました。そして一切顔を見ませんでした。

 

 

 

本当に自分は最低な人間だ。

 

瞼を閉じたまま、私はずっとずっと想い続けていた人を思い浮かべていました。

しかし、この後罪悪感に気負いしてしまい、彼との会話を拒みました。

 

 

わたし、やっぱり忘れられないんだ。他の人との恋愛に一歩踏み出そうとしても、いちばん大好きだった人が思い浮かんでしまう。

大好きだったし、友達としても本当に本当に信頼してる存在だった人を失う気持ちって、皆にわかるのかな…?わかってもらえなくてもいいけど、本当に辛くて震えるんだよ。嘘じゃないよ。

 

だから私は、彼と「友達」には戻りました。二人で会うのがいけなかったので、今後は二人では会わないという方向です。友達として時々の連絡くらいは取れるようにしておくって事です。

 

 

 

まぁ、なんやかんやで好きという事なのですが、好き以上の何かがあるので、それは私たちの中で揺るぎないものだから。

 

 

 

 

 

そして今日は、会って以来連絡が来ても素っ気ない態度で接していた彼から連絡ありました。

 

次に会う予定ということだったけど、私はきっぱりというしかないなと思ったので言いました。

 

 

「自分の問題で会うことができない」 

 

「なんで?何があった?話してみて」

 

「電話は気まずい。話しづらい事だから」

 

「もしかして俺に関係があるとか」

 

「そうかもしれない」

 

 

ここで、電話したくないというのに電話が3回くらい来たので、着信音が鳴り終わった後に、話したくないから文面で話したいと言って分かってくれました。電話だと落ち着いて話せないし、気まずいし、伝え漏れがあると嫌だし。あと変に優しくしてしまう自分が想定できるから電話は嫌だった。

 

 

優しさは時として人の為ならず、なのだと思います。はっきり言うべきとこで伝えないといけないと思った私は彼にこう伝えました。

 

 

 

「うん、結論言うともう会えない。そこは揺るぎない意思です


実は恋愛に関して話した時、彼氏は居なかったのは事実だったんだけど、2年間ずっと想ってていちばん信頼してた人がいて。今まですぐに忘れられて切り替えできてたけど、その人のこと忘れようとしても忘れられないから私は他の人と恋愛できない。
こんなはっきり言うのって配慮なさすぎじゃない?って思われるかもしれないけど、私は優しく濁す人のほうがよっぽど嫌いだからはっきり言うね。

 

 

ごめんなさい、さようなら」

 

 

 

 

 

 

今回で学び、そして心に留めておきたいこと。

 

 

それは、伝え方次第で全てが決まること。

そして、優しさは時として人の為にならないということ。